今日は、住宅ローン減税についてお話しさせて頂きます。

 

住宅ローン減税とは、居住年によって決められた借入金の年末残高を上限に、

最長10年間、各年の住宅ローン年末残高の1%相当額が税額控除される減税制度です。

 

住宅ローンを借りる際にどのようなメリットがあるのか、どのような条件があるかお話しします。

 

まずは条件面ですが、

・     年収金額が3000万円以下であること。

・     平成21年〜平成25年に居住していること。

・     控除期間が10年間ですので、10年以上の長期借り入れであること。

・     住宅の床面積が50㎡以上であること。

・     取得後6ヶ月以内に入居して、各年12月31日まで引き続き住んでいること。

・     配偶者や同居の親族から購入した住宅でないこと。

・     中古住宅の場合は、木造住宅などの非耐火構造住宅では、取得日時点で

        築20年以内であること。

    

控除される金額は、

①住宅ローンの名義人が1年間に徴収された税金の金額

②各年の住宅ローン年末残高(限度額が上限)×1%

①、②のどちらか少ない方の金額となります。

 

 住宅ローン減税は全国で見ましても、住宅ローンを利用されている方の約90%が利用しています。

ただし、適用される条件から外れますと、せっかくの減税を受けることはできません。

 

 申告をされる方は、今一度ご確認して頂ければと思います。