土地の購入を決める時に「以前は何だったんでしょうか?」と質問されることがあります。
3.11東北の地震のときに、震源地から遠く離れた地域で
「液状化」現象が発生し、多くの被害が出ました。
その「液状化」が起きる原因が過去の土地の状況が影響しているとも言われました。
千葉の我孫子や浦安はかつての沼地や海を埋め立てた場所だそうです。
(浦安はある年代に埋立造成した場所だけで多くの埋立地に被害はありませんでした)
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明治くらいまで遡ると旧小田原市内以外のほとんどが田んぼでした。
田んぼの中に集落が点在すると言った方が正しいかもしれません。
そんな訳で購入を検討される土地のほとんどが以前は田んぼだったと言えます。
かと言ってすべてが地盤が悪いわけではなく、
液状化が起こりやすいわけでもありません。
地形的・地質的に見たり過去に沼や池の跡地だったかをチェックすべきかもしれません。
神奈川県のHP「eかなマップ」を参考にされると良いと思います。
当社では、ご契約前に「eかなマップ」をはじめ、
ハザードマップ等でご購入なさる土地のご説明をさせて頂いたおります。
地震をはじめ、自然現象の多くは未知の世界が多くあくまで参考ですが・・・・・・。
例え、今の時点で「安全な地域」になっていても、なっていなくても
自然を甘くみてはいけないと思います。
ふだんは温暖な気候の地域であっても、
自然の脅威にさらされていない土地は日本中どこにもないんじゃないでしょうか。
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非科学的な発想だとお叱りを頂くかもしれませんが
結局のところ、ご自身のフィーリングが決め手になるんじゃないでしょうか?!
DNAとか感性を信じて。