神奈川県茅ヶ崎市にある中海岸サザン食堂ではこのたび、株式会社マッケンジーハウス(本社:平塚市)からの寄付を活用し、希望者向けにロコキッチン製の特製テイクアウト弁当を提供する取り組みを実施しました。

これまで中海岸サザン食堂では、衛生上の理由から「手作りの食事」のテイクアウトには対応できていませんでした。しかし、地域の声に耳を傾ける中で「食堂には来られないけれど、ぜひあのごはんを家族に食べさせたい」という声が多数寄せられたことをきっかけに、今回の新たな試みが実現しました。
■通常の3倍のコストを、寄付が支援
ロコキッチンが製造するお弁当は、通常の手作り提供と比較して約3倍の費用がかかるとのこと。今回の費用はマッケンジーハウスからのご寄付によってまかなわれました。
当日は、見事なチームワークで準備。会場では笑顔が広がり、多くの参加者が持ち帰ったお弁当を家族とともに楽しんだ様子が報告されています。
利用者の声──
提供されたお弁当は、味もボリュームも大好評。利用者からは、次のような声が寄せられました。
「小さな子どもがいて、会場でじっとしていられず困っていました。持ち帰れるのは本当に助かりました」
「高齢の母が外出できず、持ち帰って一緒に食べられてうれしかったです」
「介護中の家族がいて、私自身も出かけにくく…こんな形で支援いただけるのは感謝しかありません」
地域のつながりを育む「支援」という選択
この取り組みを主導した中海岸サザン食堂の代表・飯島敦子さんは、
「今回、マッケンジーハウス様のご支援により、新たな試みができて、皆様に喜んでいただけて、とてもよかったと思っております。」
と語ります。
今後も、地域企業と連携した支援活動が期待されます。マッケンジーハウスは湘南ベルマーレのオフィシャルプレミアムパートナーとしても知られ、地元とのつながりを重視した取り組みを継続的に行っています。
中海岸サザン食堂とは?
地域の子ども、高齢者、子育て家庭などを対象に、誰もが気軽に立ち寄れる「地域の食堂」として活動中。人と人がつながる温かな居場所を目指して、毎月イベントや食事会を開催。
