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ビル用高断熱ハイブリッド窓「プレセア」
たてすべり出し窓断面

低炭素社会の実現に向けて、ネットゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH）及びネットゼロ・エネルギー・ビル（ZEB）の普及が進められる中、当社は“窓のリーディングカンパニー”として、先進の技術を結集して日本の窓の高性能化に取り組んでいます。この度、マンションやオフィスビルなどでのLIXILのビル窓の高性能化を進める足がかりとなる、業界初のビル用高断熱ハイブリッド窓「プレセア」を開発しました。

「プレセア」は、中高層ビル建築に求められる耐風圧性、水密性、遮音性をクリアした上で、高断熱化を図るため、耐候性・強度に優れるアルミと断熱性・防露性に優れる樹脂（多層ホロー樹脂形材）を組み合わせた枠見込100mmのハイブリッド窓です。

空気層16mmのアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを使用した場合、業界初^※の断熱性H-6を実現しました。
※自社調べ（2016年3月1日現在）

また、窓のフレームを約50％スリム化したことで、従来のビル窓にはないスマートなデザインを実現したほか、ガラス面積を約30％拡大したことで眺望性を良くしています。クレセント等の機能部品についても長年の使用を考慮し普遍的なデザインとしました。

バリエーションは、マンションなどの居住用ビルのほか、オフィスビル・病院・宿泊施設などにお使いいただけるラインアップをご用意しており、より開放的でスマートな空間設計を可能とします。

LIXILでは、戸建住宅において、2020年度までに高性能窓比率を70％以上に引き上げる窓事業戦略を進めており、ビルについても、2020年度以降には30％に引き上げていきます。

LIXILは今後も、窓のリーディングカンパニーとして、戸建住宅だけでなくビルを含む日本の全ての窓の高性能化に取り組み、低炭素社会の構築に貢献していきます。

＜参考資料＞

■商品特長

２．従来のビルサッシにはないスマートなデザイン

フレームを約50％スリム化すると同時に、ガラス面積を従来比で約30％拡大し、眺望性を良くしました。また、クレセントなどの機能部品は長年の使用を考え、あらゆる空間に馴染むデザインとしました。

３．開閉力が30％軽減、大型テラス窓でも、軽快な操作性を実現

ボールベアリング戸車の採用により、スリムなフレームの大型テラス窓でも軽快な操作性を実現します。従来の開閉力から30％軽減し快適に操作することができます。

内観色：ステンカラー

４．あらゆる空間をスタイリッシュに彩るカラーをラインアップ

内観色（樹脂形材）はメタリック調のステンカラーやシルバーのほか、壁紙になじむプレシャスホワイト、内装建具に調和する木目色など、全5色をご用意しています。マンションなどの居住用ビルのほか、オフィスビル・病院・宿泊施設などあらゆる空間をスタイリッシュに彩ります。

５．用途に合わせて選べる品種

マンション・ビル（居住・非居住）をカバーする商品ラインアップです。

■基本性能　※一部機種・サイズにより該当しないものがあります

■参考本体価格

引違い窓、サイズW：1,800mm×H：2,000mmの場合
139,300円
※ガラス代、配送費、消費税は含まれておりません。

■発売日

北海道・東北地区：2016年8月1日
北海道・東北地区を除く全国：2016年10月1日