居心地がよく3か月滞在したタイから南のマレーシア、シンガポールに行くか、西のミャンマー、バングラデシュ、インド方面に行くか考えた時、迷わず西を選んだのはただそっちの方がワクワクドキドキしたからだった。

しかしながら、当時もミャンマーは軍事政権下で反政府組織との争いがあり危険きまわりなかった。死ぬ事以外なら何でもチャレンジしたが、さすがに最も危険地帯のミャンマーは避け、ビーマンAirlineでバングラデシュのダッカに飛ぶことにした。

しかし筆者はそのビーマン機内でテロリストと間違われ拘束されたのだった。

ビーマンはよくDelayする。その日も予定の便が1日Delayし、航空会社が用意した薄暗いバンコクのホテルに泊まった。そこで相部屋になったの無口な大柄なパキスタン人の男だった。

彼とはお互い特に話すこともなく床に着き、同じ時刻の同じ便に乗るため自然と一緒に部屋を出て、空港のビーマンカウンターでチェックインした。

同時チェックインしたためか飛行機の席まであの男の隣じゃないか..

ダッカの街並み

しかし、隣の席のあの男は大きなカバンを席に置いたままどこかに行ってしまって、いっこうに戻ってこない。そのうち離陸のアナウンスが流れて、乗務員が隣の奴はどこに行った?お前の連れか?と尋ねてきた。

英語のボキャブラリーに乏しい筆者は「彼はただの知人だ。」と言おうとしたのだが、何を血迷ったか

「He is a friend.」などと言ってしまった。そのあたりから周りの2〜3人の女性が騒ぎ出した。

「カバンの中身は爆弾よ!!」 その瞬間、乗務員は筆者の両腕を後ろで思いっきり掴んだ。確保!というやつだ。

この先は次回の世界の住宅事情でお伝えしていこうと思う。

肝心のバングラディシュの住宅事情はこうだ。

インフラ(道路・排水・電力)の不足が課題、スラム地域も多く、居住格差が大きい

一戸建てが多く、伝統的な木造・レンガ造りが一般的になる。

ダッカでは一戸住宅・戸建て(シングルファミリーハウス)の価格帯として、USD 300,000~600,000というデータもある。金額にしたらすこし高めだ。

バングラディシュの人たちは明るい