ブログをご覧の皆様こんにちは^^
今日はご自分の土地や、ご検討中の土地が昔どんな土地だったかと
気になる人も多いのではないでしょうか?^^
今日はその調べかたについて触れてみたいと思います^o^
閉鎖登記簿と旧土地台帳
現在は全国すべての法務局で登記記録がコンピュータ化されていて、従来の登記簿謄本に代わって
「登記事項証明書」などが交付されるようになっています。このコンピュータ化に伴って使われなくなった、
従前の紙の登記簿が「閉鎖登記簿」です。また、それ以前にも土地の合筆や登記用紙の再整、
新たな用紙への移記などによって、それまでの登記簿が閉鎖されている場合もあります。
しかし、その従前の登記簿の体裁が整えられたのは昭和34年度から46年度にかけてであり、
それ以前に明治時代から使われていたのが「土地台帳」というものです。
旧土地台帳で明治時代からの変遷が分かる
明治6年に行なわれた地租改正によって、私有財産としての土地所有権が認められるようになりましたが、
その課税(地租)対象となる土地の「課税台帳」として、まず「地券台帳」が作成され、
その後明治22年頃に「土地台帳」が作成されています。あくまでも課税目的の台帳だったため、
当初は郡役所で管理し、明治29年以降に税務署が設置されるとそちらへ移管されていったようです。
その後、時代を経て昭和25年7月に「土地台帳」の管轄が税務署から登記所(法務局)へ移されています。
したがって、閉鎖登記簿をさかのぼって調べることで、おおむね昭和40年代以降の土地の地目の変遷が分かり、
さらに旧土地台帳にさかのぼって調べることで、明治22年頃の地目まで分かることになります。
興味のある方は是非試してみてください^^