昭和23年から市民の手で誇りを持って開催されてきた「秦野たばこ祭」
多くの人のご支援により、今年で68回目を迎えるそうです。
豊かな自然に恵まれた秦野は、江戸時代から葉たばこの産地として知られ、
優れた技術で栽培された「秦野葉」は、薩摩(鹿児島)・水府(茨城)と並んで日本三大銘葉に数えられたようです。
秦野発展の礎を築いた、たばこ耕作は昭和59年に幕を閉じましたが、先人たちが注いだ情熱は、
この祭りとともに市民の心の中に受け継がれているのが素晴らしいです。
耕作の慰労会から出発したたばこ祭りは、見せる者と見る者の垣根のない市民参加の観光まつりになっています。