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さて今回は、当社の標準にもなっております耐震等級3の家について
少しお伝えいたします。 (^_-)-☆
耐震等級3の家って、どうやって地震に強くしているの?
と言う質問がございます。
耐震等級3では、壁や床など5つのポイントで強くします。
耐震等級3は、警察署や消防署の建物と同等レベルです。 (^O^)
① 壁を強くする (耐震性を高めるためには、筋かい等の耐力壁の量の確保が最も大切です。
耐震等級1と耐震等級3では必要となる耐力壁の量が大きく違います。
また、壁の配置のバランスが良いことを確認します。)
② 床と屋根を強くする(耐震設計上、床や屋根の強さは壁を強くするのと同様に重要です。
たとえば吹き抜けを設けた場合で、床に必要な強さが足りていない時は、
地震の際に床が大きく変形する可能性があります。)
③ 柱と梁の接合部を強くする(壁、床、屋根の強さを発揮するためには、これらが取り付く柱、
梁の接合部を金物で補強することが大切です。)
④ 基礎を強くする (基礎は建物にかかる力を地面に伝える重要な部位です。
上にのる軸組みがしっかりしていても基礎が脆弱な建物は壊れてしまいます。)
⑤ 梁を強くする (梁には、人やたくさんの家具、さらには屋根に降り積もる雪や太陽光パネルなど
の荷重がかかるかめ、必要な強さの梁の大きさが求められます。)